山 域:関東-奥多摩
山行名:川苔谷逆川
日 付:2019/05/18から1日間
種 別:個人
難易度:中級
リーダ:前田
人 数:2


10:23 入渓
12:50 大ダワ沢分岐
14:30 ウスバ林道
14:51 二俣分岐
15:20 左俣大滝
17:33 川乗山山頂
19:50 鳩ノ巣駅

2019年沢初め。今回は奥多摩駅から川乗橋までバスで移動。奥多摩駅は多くの人で溢れかえっており、雲取山方面、川乗橋(東日原)方面とも臨時バスが出ていた。我々は川乗橋まで3番目の臨時バスに乗ることができた。奥多摩駅から川乗橋まで約15分258円。川乗橋バス停も人でごった返しており多くの人は川乗山を目指していたようだ。川苔谷に沢登りに降りたのは我々に先行する3人組の1パーティーのみ。
川乗橋バス停から30分程林道を歩き、10:23入渓。前回間違えた逆川への分岐も今回は見落とさずミスなく入渓することができた。
5月下旬とは言え、日の当たりにくい渓流はまだ肌寒い。ここまで半袖できたが薄手の長袖を羽織る。川の水は思った程冷たくなかったが、今回はネオプレーンソックスを履いて遡行した。
F2 4m滝で直登中の先行パーティーに追いつく。手前のカマを泳ぐのを嫌って左の壁を巻く。下部は凹凸の少ない岩でマントリングしないと登れないのでなかなか難しい。上部も高度感あるトラバースとなる。ここで安全のためロープを出す。
ウスバ林道下のF5 10mまで先行パーティーの足跡を見つけるたびにやや興冷めであったが、先行パーティーはウスバ林道で下山したらしく、ここからクライマックスの左俣大滝まで我々だけとなった。F5 10mは滑っていてなかなか悪い。滝を直登するルートと右を登るルートそれぞれに1箇所残置ハーケンがある。あの滑った壁で滝を直登するのはかなり難しいと思われた。
前回パートナーが2回フォールしたF6 25m左俣大滝。今回はツインロープで万全の準備をして取り付く。しかし、前回あったはずの残置ハーケンがなくなっており、結局落口までランニングビレーなしで登ることになった。易しい登りとはいえ、ハーケンや小さめのカムを持っていくべきだった。
F6登攀後、左側の川乗山支尾根に取り付き登山道まで歩く。17:30川乗山山頂。山頂からは一般登山道を使って鳩ノ巣駅まで下山。19:30頃駅到着。入渓点を間違えた前回とほぼ同タイムで今回もヘッデンをつけての下山となった。川苔谷逆川の沢登りはアプローチ含めて長丁場になるため日の長い季節に遡行するのが良い(幸いヤマビルもいない)。ルートミス等なくてものんびり歩くと下山は日没後となる。

(報告ID: 867)