山 域:関東-丹沢
山行名:モミソ沢
日 付:2014/05/31から1日間
種 別:個人
難易度:初級
リーダ:遠山
人 数:4


支点構築、ロープワーク、懸垂下降の良い練習になりました。

【行動記録】
7:40集合
8:30新茅山荘前P
9:00新茅沢、モミソ沢分岐点
9:05懸垂岩にてロープワーク9:40
11:30大滝にてトレーニング12:30
14:30新茅山荘前P
15:00竜神の泉にて休憩
15:15夕食の調達17:20
17:20テン場にてバーベキューの準備
18:30バーベキュー開始
22:00就寝

【練習内容】
(1)支点構築
・流動分散
 流動分散を行うには120cm程度の長いスリングが必要
 支点を2点作成(3点)
 支点にそれぞれカラビナをかける
 支点にかけたカラビナにスリングを通し、
 通したスリングを下方に引いて端をねじる
 ねじってできた輪に管付カラビナ(A)をかける
 この時のスリングの角度を60度以内にする
 下に引く際に途中で結ぶ方法もあるが、
 一方のみに荷重が掛かる場合があるためあまり良くない
・ボディービレイ
 管付カラビナ(A)にインクノットでセルフビレイ
 ハーネスに確保器を取り付け確保
 利点:ロープを容易に緩めることができる
 欠点:ロープを一旦ロックして他の作業ができない
 沢で主に使用
・支点ビレイ
 管付カラビナ(A)にインクノットでセルフビレイ
 管付カラビナ(A)に確保器を取り付けて確保
 利点:引き上げるとロックするため、中断して他の作業ができる
 欠点:ロックするため、ロープを緩めることができない
    そのため滑落した場合などにはロックを解除するために、
    別のシステムの構築が必要な場合がある

(2)ロープワーク
 登り返しのオートブロックはスリングの巻き付けが多すぎると、
 登った際に引き上げるのに苦労するため非常に辛い。
 3~4程度で問題なし。

(3)懸垂下降
 エイト環、ATC、半マストの3種類を練習
 半マストはなれていると手軽に作成できるが、
 ロープが痛みやすいため非常時のみとする

(報告ID: 747)