山 域:関東-西上州
山行名:妙義富士
日 付:2018/12/08から1日間
種 別:会山行
難易度:上級
リーダ:川名
人 数:4
09:08 登山口
12:35 妙義富士
13:30 P2
14:31 相馬岳北陵分岐
15:17 相馬岳~天狗岩間稜線
15:39 タルワキ沢のコル
(タルワキ沢)
16:33 中間道分岐
(中間道)
17:11 妙義神社
17:21 東雲館
妙義バリエーションの妙義富士~P2~相馬岳ルートを偵察。取付きは複数あるが東雲館ご主人のおすすめのマイナールートから取り付く。
おすすめルートは他の(正規?)ルートと違い踏み跡はほとんどないので地形を確かめながら妙義富士へ突き上げる稜線を目指す。程なくして他ルートと合流したらしく赤、黄、白テープが張ってある木々が現れる。(正規?)ルートとは言っても落ち葉や砂でズルズルの急斜面。初級者には厳しいルートの連続である。
テープの誘導に従っていくと妙義富士直下の絶壁へたどり着く。無理して登れないこともないがこんなに厳しいはずはないので懸垂下降で少し下降して急斜面をトラバースし東~北面へ巻く。するとテープが張ってあるキレイな踏み跡出現。山頂に向かって右に巻かなければならないところを左に巻いて登ってきてしまったようだ。妙義富士山頂は取り付く東面以外が全部スパッと切れ落ちていて高度感抜群。眼前に無名の中間峰を挟んでP2が聳えている。次はアレを登る。
妙義富士からは一旦下降し、反時計回りに支尾根をぐるっと辿ってP2基部へ出る。ここからは南東面がスパッと切れ落ちているナイフリッジをP2ピークに向かって登る。こちらも高度感抜群。50mロープを持っていったが(相対的に)しっかりした立木に支点をとるためには60mロープが必要だった。ピークは広く開けている。
P2通過後は明瞭な尾根を相馬岳北陵に向かって進む。1時間弱で合流。北東方向にカニのハサミを始め北陵のピークの数々が見える。北陵のコースも近々チャレンジしたい。
タルワキ沢から下降のため北陵途中からタルワキのコルを目指してトラバース。北陵を登り過ぎて相馬岳支尾根を超えられず相馬岳と天狗岩の間の稜線上に登りつめた。
タルワキ沢から中間道に出たところでヘッデン着用。30分程で妙義神社着。
ルートファインディング、トラバース、ロープワーク、高度感溢れる登攀、短い日照時間の中でのコース選択…。面白い要素がたくさん詰まった充実感たっぷりの山行だった。
(報告ID: 856)